自律神経失調症が、なかなかよくならない方へ

2023 11/10

自律神経失調症は、

① だるい、眠れない、疲れがとれないなどの全身症状

② 頭痛、動悸や息切れ、めまい、のぼせ、立ちくらみ、下痢や便秘、冷えなどの器官症状

③ 情緒不安定、イライラや不安感、うつなどの精神症状

が現れる、やっかいな病気です。

主に、肉体的または精神的ストレスが過剰にかかったときに起こるケースがほとんどです。

医学的には、上記のストレスにより、自律神経になんらかの不調をきたし、体や心に症状として発現する・・・というものです。

自律神経失調症を病院で治療するとなると、ホルモン剤などによる対症療法や、睡眠の周期を整える行動療法などがあります。

セルフケアだと、ストレスコントロールや生活習慣改善です。

しかし、それらを行っていても、なかなか良くなっていない方が多いのが現状です。特に、薬の治療では、効果が切れてしまえば、またしんどくなってしまうという意見が多くあります。

わたしが勉強した中であったり、ふだんの現場の様子を見ていると、実は、「脳脊髄液」の循環が深く影響を及ぼしているのではないか・・・と感じています。

脳脊髄液とは、脳と脊髄神経のまわりを満たしている体液です。

その役割については、いまだ明らかになってはいませんが、主に、脳の水分量を調節していると考えられています。

わたしは、脳脊髄液には、たくさんの役割があるのではないかと思います。その役割を活かせてこそ、自律神経失調症の回復力が高まるのではないかと睨んでいます。

事実、わたしのところでは、背骨を整えることだけで、自律神経失調症の症状が軽くなったり、寛解されたりする方がおおくいらっしゃいます。

脳脊髄液は、頭蓋骨の中から背骨の中を流れています。背骨が曲がっていると、どこかで循環が悪くなり、脳と神経の環境が悪くなってしまい、それが症状として現れると考えられるのです。

お医者さんでも明確な原因や治療法がわかっていない病気ですので、薬や行動改善も有効だと思いますが、わたしとしては、まずはご自身の内部環境を整えることこそが、より早い回復へつながるのではないでしょうか。

自律神経失調症でお困りの方からのご相談を、心よりお待ちしております。

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