こんにちは!
ブログをお読みいただき、誠にありがとうございます。
今回は、「腱鞘炎(けんしょうえん)」についてお話しようと思います。
腱鞘炎って、聞きなれない言葉かもしれませんが、実は私たちの身近な問題なんです!
特に、デスクワークや手先を多く使う仕事の方がなりやすい整形外科疾患です。
腱鞘炎を学ぶ前に、カラダの仕組みの1つである、「腱(けん)」と「腱鞘(けんしょう)」について知っておきましょう!
体の中のひも、「腱」とは?
まず、「腱」って何か知っていますか?
私たちのカラダは、骨と骨が、筋肉という力こぶでつながっています。
その筋肉と骨をつないでいるのが「腱」です。いわば、筋肉の端っこ部分です。
腱はとても強いひものようなもので、私たちが動くときには、いつも腱がピンと張ってガンバっています。
腱が通るトンネル、それが「腱鞘」
そして、この腱が通る特別なトンネルがあって、それが「腱鞘」です。
この腱鞘は、腱がスムーズに動けるようにと、骨にこすれてちぎれないように助けているんです。
しかし、あまりにもたくさん同じ動きをすると、このトンネルの内側と腱がこすれてしまって、痛くなることがあります。
腱鞘炎ってどんな状態?
腱がこすれて炎症が起きている、この状態を「腱鞘炎」と言います。
特に、手や指を使う動作をたくさんする方に起こりやすいんです。
例えば、先ほども書きましたが、デスクワークであったり、手先をたくさん使う仕事の方です。また、お子さんでも、ゲームを長時間したり、ピアノをたくさん練習したりする場合には注意が必要です。
なぜ腱鞘炎になるの?
「なぜ、腱鞘炎になるの?」
と、思うかもしれませんね。実は、腱鞘炎は、大切なカラダからのサインのうちの1つなんです。
腱鞘炎になれば、なった部分を動かすことが難しくなりますよね?
これは、カラダが、
「もう限界だ!休ませてくれ!」
とか、
「この作業はやめてくれ!」
と、あなたへの警報を伝えてくれているためです。
どうやって予防する?
腱鞘炎を予防するには、同じ動きをずっと続けないことが大切です。
たくさんの書き物をするときや、ゲームをするときは、時々休憩を入れて、手や指を休ませてあげましょう。そして、もし手や指が痛くなったら、無理をせず、しばらくは休むことが大切です。
また、腱鞘炎になりやすい方は、手、腕から肩、首、背骨まわり、腰の筋肉と筋膜が、ガッチガチになっているケースがほとんどです。体中がガッチガチなために、腱鞘炎のところに負担がかかりやすいんです。
ですから、日頃から、全身を整えるセルフケアを積極的に行っていかなければなりません。
おわりに
今回は、腱鞘炎についてを、カンタンに説明いたしました。
腱鞘炎は、私たちのカラダが発する「無理をしているよ」というサインの一つです。カラダからのサインを大切にして、健康な毎日を過ごしましょう!
痛みを抱えているのなら、サポーターでごまかしているのは、得策ではありません。
先ほども書きましたが、休んで回復させ、負担のかかる作業の内容を考え直す必要があります。
もし、腱鞘炎がどうしても良くならなくて、お仕事または勉強、ピアノのレッスンなどをガンバらなきゃならないという方は、おかの整体院が責任をもってサポートしますので、ぜひ一度、ご相談にいらしてください。
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